ナナルイの本
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九十五歳みどりさんの綴り方 わたしを育てた岡谷のひとびと
¥1,700
母の早逝、嫁ぎ先での暮らし、養蚕、夫の冤罪、諏塩トンネル問題、 入院生活、短歌… 戦中戦後を信州の農村で生きた みどりさんの、どこにでもあるけど 誰ともちがう自分の話 撮影・帯文 金川晋吾 四六判192ページ
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日常的な延命 「死にたい」から考える 小川和著
¥1,980
SOLD OUT
ふと「死にたくなる」ことがある。 著者の小川和は「『死にたい』とはどのようなものなのか。無論、答えは人それぞれに異なっている。だからこれは、自分で自分の悩みに答えを出すために書いた」と語る。 例えば、座間9人殺害事件がどう「死にたい」と関連しているのか。SNS上の言葉を分析。関連する願望として「承認欲求」に対する「安心欲求」論を展開する。さらに自身の体験から「ひきこもり」と「移民」を結びつけて、自殺に至らないための方法を探る。 筋トレ、宇野常寛、坂口恭平、ベケット、カフカ、呪術廻戦、ONE PIECE、インディペンデント・アニメーションなどをベースに、「死にたい」について考えていく。 小川和は、ゲンロン批評再生塾出身。今作がデビュー作となる。佐々木敦氏推薦。
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第40回写真の町東川賞 新人作家賞 金川晋吾「長い間」
¥4,950
金川晋吾の写真集「長い間」 第40回写真の町東川賞 新人作家賞 2024年木村伊兵衛賞ノミネート ある日突然、祖母から電話がかかります。伯母が病院にいるのがわかったので、様子を見に行ってほしいと。20年以上会ったこともないし、会話した記憶もほとんどありません。 伯母・静江さんとの10年を描きます。近年、写真家としてだけでなく、言葉でも注目を集める金川。日記文学としても楽しめます。
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大東忍「踊り場」
¥2,750
祝VOCA展グランプリ受賞記念 大東忍特製ポストカードをプレゼントします。 2024年VOCA展でグランプリ受賞。猪熊弦一郎美術館第一回「ミモカアイ」高嶺格賞受賞、若手実力派アーティスト大東忍初の作品集です。「踊る」をテーマにした木炭画作品です。「木炭画は言葉のよう」と大東が語るように、言葉はないのに「読む絵画」の趣があります。民俗学者の畑中章宏さんと編集者の小川和輝さんがテキストを寄せています。 縦166mm×横217mm×厚さ6mm 52ページ
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松元悠『蛇口泥棒日記』
¥1,100
リトグラフ、石版画、法廷画家として活躍中の松元悠。2023年6月3日から町田市立国際版画美術館で開催の「出来事との距離」では、松元悠のリトグラフ「蛇口泥棒」がメインビジュアルに。本作『蛇口泥棒日記』はこのリトグラフ作品ができるまでの物語として構成されており、松元作品全体のステイトメントとしても楽しめます。 B5サイズ、B4サイズポスター付き、27ページ。
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HARAIZUMI ART DAYS! 2018-2022 5th Anniversary book
¥2,000
掛川・原泉で開かれている地域芸術アートイベント「原泉アートデイズ!」の5周年アニバーサリーブックを刊行しました。 1人の移住者・羽鳥祐子と、現地にアトリエを持つ現代美術家・中瀬千恵子。たった2人の女性の熱い思いから、「原泉アートデイズ」は始まりました。里山が広がる原泉は、茶どころ静岡県・掛川市のもっと奥にあります。 2018年からアーティスト・イン・レジデンスを開き、毎年開催。地域と交流を重ねながら、今では静岡県内有数の展覧会に成長しました。国内外31組のアーティストの5年間の作品と軌跡をアニバーサリーブックにまとめました。第23回岡本太郎現代芸術賞受賞の野々上聡人ら、若手有望作家も参加。眺めているだけでアートのパッションと里山・原泉のホスピタリティを感じられるアートブックになっています。 【執筆者】伊藤賢一朗(資生堂アートハウス館長) 福住廉(美術評論家) 【装丁・イラスト】水戸部春菜 【デザイン】青木三枝(是空デザイン) 【発行元】原泉アートプロジェクト 縦182mm 横182mm 厚み11mm 123ページ 「原泉アートデイズ」は今秋も開催予定です。 https://haraizumiart.com/
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NILOG 融ける身体から思考する身体へ
¥1,100
現代美術家、メディアアーティストでもあるNILによる初の著作。声のブログとして発信していた音声をAIで書き起こし、各テーマごとに集約、再構成して、さらに書き下ろしを加え、本書が出来上がった。 ●目次 chapter1 NILOGという営み:声の痕跡による共同体 chapter 2 サウナ、TikTok、メタバース :融ける身体 chapter 3 愛着障害のアテンション、安全基地のホーム:複速度主義という抵抗 chapter 4 星の王子さま (前編):モラル・ハラスメントの罠の罠 chapter 5 星の王子さま(後編):自己治癒の物語 chapter 6 現代美術とメディア・アートの邂逅:思考する身体
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八木喜平歌集タテイトヨコイト ー明平さんとアララギと
¥1,870
昭和のアララギ歌人・八木喜平の初の歌集です。 機織りをしながら作歌し続けました。苦しい生活のことや、働きながら短歌という芸術を続ける苦悩も歌にしました。 地元、渥美の作家杉浦明平の交流が心の支えでした。 喜平の短歌と杉浦明平初公開の手紙なども収録しました。挿絵は機織り作家の中村美喜子さん。装丁はN Nakaharaさん。