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金川晋吾×栗田隆子  「向き合っているような向き合っていないような距離感でつきあい続けること」

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金川晋吾×栗田隆子 
「向き合っているような向き合っていないような距離感でつきあい続けること」

近年、写真家としてだけでなく、言葉でも注目を集める金川晋吾さん。写真集『長い間』(ナナルイ)刊行を記念し、2023年6月に開かれた、トークイベント(2023/06/15 at 本屋B&B)の模様を冊子にしました。

金川さんの対談相手は、「弱さ」と共にある、これからのフェミニズムのかたちを綴った『ぼそぼそ声のフェミニズム』でも知られる、文筆家の栗田隆子さんです。


写真集「長い間」について
2010年、金川さんは、それまで会話した記憶もなかった伯母・静江さんと、二十数年ぶりに病院で再会しました。過去を共有することもなく、「今ここでしかない」静江さんとの10年間の関係を、写真と日記で描いた本作。その眼差しの記録が、人との関わり合いにおける社会的な役割や距離、ひいては「写真とはなにか」を見る者に問いかけます。


金川晋吾(かながわ・しんご)
写真家。1981年京都府生まれ。神戸大学発達科学部卒業。 東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程修了。2016年『father』(青幻舎)、2021年『犬たちの状態』(太田靖久との共著、フィルムアート社)、2023年『長い間』(ナナルイ)、『いなくなっていない父』(晶文社)、『集合、解散!』(植本一子、滝口悠生との共著、自費出版)を刊行。また現在、長崎のカトリック文化や平和祈念像、自身の信仰をテーマにした『祈りと長崎(仮)』(書肆九十九)を刊行に向けて準備中。


栗田隆子(くりた・りゅうこ)
1973年生まれ。大阪大学大学院で哲学を学び、シモーヌ・ヴェイユを研究。その後非常勤職や派遣社員などのかたわら女性の貧困問題や労働問題を中心に新聞・雑誌等で発言。著書に『呻きから始まる 祈りと行動に関する24の手紙』(新教出版社)、『ぼそぼそ声のフェミニズム』(作品社、2019年)。共著に『高学歴女子の貧困――女子は学歴で「幸せ」になれるか?』(光文社新書、2014年)など。

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